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フューチャースキルを
養う場としての
SMALL WORLDS
- スタディサプリ教育AI研究所 所長
- 国立大学法人 東京学芸大学大学院 准教授
- SMALL WORLDS 教育委員会 委員長
小宮山 利恵子
紹介動画はこちらから
Society 5.0の時代の経済発展と
社会的課題の解決
今、世界はVUCAの時代と言われ混沌とした社会環境にあります。AI(人工知能)を始めとした先端的なテクノロジーの発展により、未来予測が難しくなっていることが背景です。さらにSociety 5.0の時代とも呼ばれ、経済発展と社会的課題の解決を両立させる必要も出てきました。それに伴い、教育それ自身に変化することが求められているのです。
これからグローバルで様々な人と協働して仕事をしていくには、「生きる力」とも言えるフューチャースキルが必須になります。「フューチャースキル」とは、創造力、課題発見・解決力、回復する力(レジリエンス)、やり抜く力(GRIT)を言い、このスキルを教科横断型で総合的に実践できるのが探究学習です。PISA調査(国際的な学習到達度調査)に代表されるような読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーなどの基礎学力をベースに、探究学習でスキルを深めていくことができます。
フューチャースキルを養う場として
屋内型ミニチュア・テーマパーク「SMALL WORLDS」では、様々な世界を巡ることで生徒の視野を広げ、多様な社会や文化を感じられるだけではなく、STEAMやSDGsの観点から学習できる内容も含んでいます。 また、SMALL WORLDSではプロジェクト型の学習も可能です。
テーマを定めて館内を観察した後は、ワークショップを行う場もあります。館内で自動運転、360度カメラ、ARなど最先端のテクノロジーに触れながら生徒どうしで何かを自分の手で創り上げる体験もできます。 それは生徒の「エージェンシー」と呼ばれる好奇心や当事者性を掻きたて、自己肯定感の醸成やデザイン思考を養うことにも繋がります。
日本を代表するクリエイターやエンジニアたちが紡ぎだす、精巧な技術と最先端のテクノロジーが融合した総面積8,000㎡の「動くミニチュア世界」。その世界に魅了されながら、フューチャースキルを養う場としてSMALL WORLDSを存分に活用頂ければと思います。